category未分類

ドイツ語による民族学辞典

trackback0  comment0
私の愛用している、ドイツ語による民族学辞典:

(1)Hirschberg, Walter (Hrsg.) 1988.
Neues Wörterbuch der Völkerkunde.
Berlin: Dietrich Reimer Verlag.
もう何度も引いて使い込んでいます。
編者のヒルシュベルクの友人だった、岡正雄が
日本人民族学者として唯一立項されています。

(2)Hirschberg, Walter (Begr.) 2005.
Wörterbuch der Völkerkunde, 2. Aufl.
Berlin: Reimer.
(1)の改訂最新版。参考文献がアップデート
されているのは評価できますが、少々、
ドイツ語圏民族学の特色を失った感もあります。

(3)Hirschberg, Walter (Hrsg.) 1965.
Wörterbuch der Völkerkunde.
(Kröners Taschenausgabe; Bd. 205).
Stuttgart: Alfred Kröner Verlag.
(1)のもとになった辞典。初の総合的辞典でした。

(4)Streck, Bernhard (Hrsg.) 2000.
Wörterbuch der Ethnologie, 2. Aufl.
Wuppertal: Peter Hammer Verlag.
中項目主義の辞典。Nutzpflanzen(有用植物)の項目
など、充実しています。巻末のミニ人名辞典も便利。

(5)Panoff, Michel & Michel Perrin. 2000.
Taschenwörterbuch der Ethnologie, 3. Aufl.
Berlin: Dietrich Reimer Verlag.
もと1973年にフランス語で出た辞典のドイツ語版。
英・独・仏の術語対照表などが便利。
スポンサーサイト
category未分類

よみがえれ!シーボルトの日本博物館

trackback0  comment0
私も関わらせていただきました標記の特別展、
歴博を皮切りに間もなく巡回開始です。
http://www.museum.or.jp/modules/jyunkai/index.php?page=article&storyid=311

図録もすばらしいものになりそうです。
http://www.seigensha.com/newbook/2016/06/07124313
category未分類

Glottolog

trackback0  comment0
ドイツのマックス=プランク研究所が運営している、
世界諸言語の情報を集めたサイト、グロットログ:
http://glottolog.org/

最近その存在を知りました。
今後重宝しそうです。
category未分類

台湾原住民族諸語の辞典類

trackback0  comment0
この間、愛用している外国語辞典について書きましたが、
http://buoneverita.blog89.fc2.com/blog-entry-257.html
当然ながら、もっと専門的な辞典も研究用に持っています。

たとえば台湾原住民族諸語の辞典類。

『言語学大辞典』(全6巻、三省堂、1988-2001年)へ、
土田滋先生が寄せられた諸項目に概要が出ており、
私の学位論文(2002年、20-23頁)でも採り上げていますが、
https://edoc.ub.uni-muenchen.de/7335/
(論文執筆の際には、この原語表記にかなり苦労しました)
その後新しい辞典がいろいろと出ているので、更新・整理してみます。

【タイヤル(アタヤル)語】
・Egerod, Søren. 1999. Atayal-English Dictionary, 2nd ed.
(Historisk-filosofiske Skrifter; 20).
Copenhagen: The Royal Danish Academy of Sciences and Letters.

【ブヌン語】
・Nihira, Yoshiro[仁平芳郎]. 1988. A Bunun Vocabulary, 3rd ed, enlarged.
Tokyo: アド・イン.

【パイワン語】
・Ferrell, Raleigh. 1982. Paiwan Dictionary. (Pacific Linguistics, Series C;
No. 73). Canberra: Department of Linguistics, Research School of
Pacific Studies, The Australian National University.

【アミ語】
・呉明義 2013『阿美族語辭典』台北:南天書局

【プユマ語】
・Cauquelin, Josiane. 2015. Nanwang Puyuma-English Dictionary.
(Language and Linguistics Monograph Series; 56).
Taipei: Institute of Linguistics, Academia Sinica.

【タオ(ヤミ)語】
・董瑪女/何德華/張惠環 2012『達悟語辭典』台北:國立臺灣大學出版中心

【パゼッヘ語】
・Li, Paul Jen-kuei[李壬癸]& Shigeru Tsuchida[土田滋] 2001.
Pazih Dictionary. (Language and Linguistics Monograph Series; No. A2).
Taipei: Institute of Linguistics (Preparatory Office), Academia Sinica.

【サオ語】
・Blust, Robert. 2003. Thao Dictionary.
(Language and Linguistics Monograph Series; A5).
Taipei: Institute of Linguistics (Preparatory Office), Academia Sinica.

【シラヤ語】
・Adelaar, Alexander. 2011. Siraya: Retrieving the Phonology, Grammar and
Lexicon of a Dormant Formosan Language
.
(Trends in Linguistics, Documentation; 30). Berlin: De Gruyter Mouton.

【クヴァラン(カバラン)語】
・Li, Paul Jen-kuei & Shigeru Tsuchida. 2006. Kavalan Dictionary.
(Language and Linguistics Monograph Series; No. A19).
Taipei: Institute of Linguistics, Academia Sinica.

これらの他、「原住民族語言線上詞典」というオンライン辞書もあります。
http://e-dictionary.apc.gov.tw/Index.htm

また、『番族慣習調査報告書』(全8冊、1915-22年)および
『蕃族調査報告書』(全8冊、1913-21年)という二大シリーズの
中国語訳が昨年完結し(台北:中央研究院民族學研究所刊)、
これらの索引も一種の語彙集として利用できるようになりました。
category未分類

愛用の辞書

trackback0  comment0
むかしから辞事典のたぐいが大好きです。
以下に挙げるのは、現在愛用している外国語辞書いくつかです。
主観や好みが入っており、不正確な情報もあるかもしれません。

【英語】
・高橋作太郎(編)『リーダーズ英和辞典』第3版、研究社、2012年
 高校生の時に初版を購入して以来、第2版を経て、いま第3版。
 語彙数が多く、頼りにしています。新語・新用例も多く、
 言葉は生きているのだなあと実感します。

・小西友七ほか(編)『ランダムハウス英和大辞典』第2版、小学館、1994年
 語源などを調べるのにも便利な大辞典。そろそろ新版がほしい。

【ドイツ語】
・国松孝二ほか(編)『独和大辞典』第2版、小学館、1998年
 ドイツ留学の直前に出たので、以来ボロボロになるまで引いています。
 これも、そろそろ新版がほしい気がします。

・Götz, Dieter u.a. (Hrsg.), Langenscheidts Großwörterbuch Deutsch
 als Fremdsprache
. 5. Aufl. Berlin: Langenscheidt, 1997.
 学習者向けの独独辞典。もう新版が出ているはずです。
 微妙な語義をドイツ語で理解するのに利用しています。

【フランス語】
・大賀正喜ほか(編)『小学館ロベール仏和大辞典』小学館、1988年
 私の場合、フランス語はほぼこれ一冊で、事足りています。
 小学館の他の辞典にも言えますが、これもそろそろ改訂してほしい。

【オランダ語】
・van Gelderen, Icarus (Begr.), Wolters Handwörterbuch
 Niederländisch-Deutsch
. 5. Aufl. Berlin: Langenscheidt, 1997.
 蘭独辞典。これもよく使って手に馴染んでいます。
 オランダ語はドイツ語に変換しやすいのでまずこれを引きます。

・Cox, H. L., Groot woordenboek Nederlands-Duits. 3e druk.
 Utrecht: Van Dale Lexicografie, 2002.
 オランダの著名な辞典出版社が出している蘭独大辞典。
 語彙数が多いので、上の辞典で分からない場合、こちらを引きます。

・P. G. J. van Sterkenburgほか(監修)『講談社オランダ語辞典』
 講談社、1994年
 蘭和辞典。これも重宝しています。

【中国語】
・相原茂(編)『講談社 中日辞典』第3版、講談社、2010年
 やはり言葉は生きているなあと感じる辞典。
 中国語も激変の渦中にありますね。

・依藤醇ほか(編)『中日辞典』第2版、小学館、2003年
 これの初版が出た時には、小躍りして喜んだものです。
 それまで本格的な学習用辞典がなかったので。
 しかし本書も、そろそろ改訂してほしい気がします。

・今泉潤太郎ほか(編)『中日大辞典』第3版、大修館書店、2010年
 古語や方言なども出ていて、やはり頼りになります。

・伊地智善継(編)『白水社 中国語辞典』白水社、2002年
 編者の思いが隅々まであふれている、手作り感が心地よい辞典。

・周何(總主編)『國語活用辭典』第2版、台北:五南圖書、2000年
 いわゆる台湾華語を引くのによい辞典。
 たとえば「蹺課 qiao4ke4」(授業をさぼる)など、
 台湾で普通に使われている語で、他の中国語辞典に出ていない語彙が、
 見つか(ることがあ)ります。恐らく新版が出ているはず。
New «‡Top» Old