category刊行・講演・出演

「オランダ民族学・宗教学と台湾原住民研究」続報

trackback0  comment0
先日、一旦ブログに書きましたが、事情により削除した件の続報です:
http://buoneverita.blog89.fc2.com/blog-entry-63.html

笠原政治先生の編集になる、
『馬淵東一と台湾原住民族研究』東京:風響社、
2010年12月15日刊
ISBN 978-4-89489-144-9、定価4000円+税
を本日あらためて拝受しました(刊行年月日など、もとのままです)。

拙稿「オランダ民族学・宗教学と台湾原住民研究」(171-199頁)
も掲載されています。

オビには次のように書かれています:

日本人類学が築いてきた骨太の学統に迫る。
人類学の巨人・馬淵東一の生誕100周年を記念し、
2009年に台湾で開かれたフォーラムの成果。
幅広い業績の中から台湾原住民族研究に絞り、
今日の視点から再検討・再評価を加えた論文集。

目次は以下のとおり:

・序:生誕100年を機に……笠原政治
・刊行によせて……馬渕 悟
・凡例/地図
・馬淵東一の流儀:台湾調査とその後の展開……松園万亀雄
・「ズレ」の探求:エクステンシブな調査方法をめぐって……小川正恭
・『台湾高砂族系統所属の研究』とその後……笠原政治
・人類学者・馬淵東一と言語学……森口恒一
・研究のための博物館資料の収集調査:馬淵東一が
 台湾原住民族の物質文化によせた社会人類学的関心と
 歴史人類学的関心の二つの側面……野林厚志
・オランダ民族学・宗教学と台湾原住民研究……山田仁史
・ブヌン研究史における馬淵東一の位置:特徴・問題点・可能性……石垣直
・馬淵東一のツォウ研究素描……宮岡真央子
・パングツアハ族とアミ族:民族名称表記の変遷にみる
 馬淵東一の台湾原住民族研究への視点……原英子
・馬淵東一主要著作・馬淵東一略年譜

詳細は、風響社のサイトにも出ています:
http://www.fukyo.co.jp/02-naiyo/ISBN978-4-89489-144-9.html
スポンサーサイト
categoryシンポジウム・研究会・学会

東北シャマニズム研究会・国際シンポジウム:2月21日

trackback0  comment0
東北シャマニズム研究会の国際シンポジウム(第8回研究会)が、
2月21日に以下の要領で行われます。

【日 時】平成23年2月21日(月)午後1時~午後6時
【会 場】東北大学川内北キャンパス・マルチメディア教育研究棟6階大ホール
【テーマ】身体的実践としてのシャマニズム
【プログラム】
13:00~13:15 開会、趣旨説明
13:15~14:15 基調講演
・ロベルト・アマヨン(フランス高等研究実習院名誉教授)
"Playing" as Basic Ritual Behavior in Shamanist Siberia.
Mirroring Wild Animals to Please The Spirits of Their Species.

14:30~16:30 研究発表
・佐藤憲昭(駒澤大学教授:宗教人類学)
・佐々木清志(岩手保養院:精神医学)
・山田仁史(東北大学准教授:宗教民族学)
・菊谷竜太(東北大学助教:チベット学)

16:45~18:00 総合討論
18:30~20:30 懇親会(東北大学川内北キャンパスBee Arena Café)

【内容】
シャマニズムの研究は、その起源・伝播をめぐる探求からエリアーデに代表される構造論的理解へと展開してきた。しかし、1990年代に入ると、フルトクランツ=アマヨン論争を通じてシャマニズム概念の脱構築が行われ、シャマニズムの本質をめぐる議論は一つの収束をみるに至った。以後、個別の事象としてシャマニズムが取り上げられることはあっても、それを綜合的に理解しようとする研究はむしろ少数派になっている。
そのような状況に対して、本シンポジウムでは、シャマニズムをひとつの身体的実践として捉えなおすことにより、新たな学際的視座の確立を目指す。特に、シャマニズムの身体的実践における技術や知識がもつ歴史性と地域性に改めて注目し、その影響関係や成立条件について各地域・各研究分野における最新の知見をもとに情報交換を行う。さらに、そのような議論を踏まえて、「シャマニズム」脱構築後の新たな包括的議論の枠組みについても模索したい。
基調講演者として、シャマニズム研究に一つの転換点をもたらしたロベルト・アマヨン氏を招聘し、その研究の到達点としてのシャマニズムの身体的実践論に関する最近の見解についてお話しいただく。
また、研究発表においては、宗教人類学、精神医学、宗教民族学、インド・チベット文献学のそれぞれの研究者から、各分野におけるシャマニズム研究史を踏まえつつ、その身体的実践の諸相と意義についてご発表いただく予定である。

催しの詳細・ポスター・問合せ先などは、同会ブログにてご確認ください↓
http://shamanism.blog48.fc2.com/blog-entry-19.html
categoryシンポジウム・研究会・学会

第90回宗教学研究会:1月21日

trackback0  comment0
我々の研究室で不定期に開催している宗教学研究会も、
第90回まで来ました。

今回は、「山形県小国町の信仰と民俗」と題し、
松山茂氏(小国町教育委員会)にご講演いただきます。

来聴歓迎! 研究会のあと懇親会を予定しています。

2011年1月21日(金)16:20~18:20、
東北大学川内南キャンパス文学部・文学研究科棟3階311講義室にて行います。

お問合せは、当研究室まで。
category刊行・講演・出演

「ナイアガラの滝の起源伝説」

trackback0  comment0
2010年12月25日付で、
篠田知和基(編)『神話・象徴・言語』III
が名古屋の楽瑯書院から出版されました。

私は「ナイアガラの滝の起源伝説」(141-146頁)
を寄稿しています。先に書いた記事
http://buoneverita.blog89.fc2.com/blog-entry-46.html
を書き改めたものです。

同書の主要目次は、以下のとおり。

ザクロの両義性・・・井本英一
文芸作品に描かれる人・神・仏:日韓中の比較・・・諏訪春雄
山鬼考・・・森雅子
瓜子姫と七夕伝説・・・勝俣隆
案山子の妻問い:水神信仰との関連において・・・山本節
津波予言の伝承:和歌山県田辺市新庄の事例をめぐって・・・山本節
アマテラスのジェンダーの曖昧性について(その1)・・・上村くにこ
尻尾のある人間の神話・・・丸山顕徳
『千一夜物語』の愛と嫉妬・・・近藤久美子
音楽の力:神話・昔話・文学・・・沖田瑞穂
川上音二郎とグラン・ギニョル・・・藤井康生
うずまき再考・・・篠田知和基
世界神話事典をめぐって・・・篠田知和基
世界樹・宇宙軸・・・篠田知和基

La mythologie japnonaise dans l'anthropologie de Lévi-Strauss ・・・ Hervé-Pierre LAMBERT
Le dieu celte Lug, le soleil et les cordonniers ・・・ Philippe WALTER
Mélusine en Suède ・・・ Claude LECOUTEUX
Love and Sacrifice in Romanian Mythology ・・・ Carmen Sapunaru TAMAS
Axis Mundi in a Few Modern Japanese Festivals ・・・ Renata Maria RUSU
La dualité de l'amour dans l'œuvre de Proust: Sentiments filiaux d'un parricide ・・・ Mieko HOSHIYA
バイユーのタピスリー紹介・・・吉田瑞穂
メソポタミアにおける『神の婚礼』問題の展望について・・・松島英子
動物への愛の二元論神話:現代社会における動物神話・・・松村一男
ナイアガラの滝の起源伝説・・・山田仁史
人間の神話『狂気の女神と愛の神の論争』・・・饗庭千代子
世界神話の諸問題・・・篠田知和基
New «‡Top‡» Old