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あくまはらひ

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今学期おこなってきた講義
「宗教と「暴力」:コンフリクトのシンボリズム」、
今日で最終回となりました。

ちょっと苦手なテーマですが、悪魔祓いについて話しました。

昨年ドイツで、ペトラ・ナイ=ヘルムート女史による
『アンネリーゼ・ミヒェル事件:教会・裁判・報道』という本が
出版されたという事情もあったからです:

Ney-Hellmuth, Petra. 2014.
Der Fall Anneliese Michel. Kirche, Justiz, Presse.
Würzburg: Königshausen & Neumann.
http://www.presse.uni-wuerzburg.de/einblick/single/artikel/exorzismus/

本書は、1975/76年にドイツで起きた
アンネリーゼ・ミヒェルに対する悪魔祓い事件について、
ヴュルツブルク市公文書館などの資料を駆使して書かれたもの。

これまで参照されてきた、
人類学者フェリシータス・グッドマンや神学者ウーヴェ・ヴォルフの本より、
さらに客観性が高く、視野の広い研究書となっています。

著者のナイ=ヘルムートさんは、ヴュルツブルク大学の現代史講座で
秘書を務めておられる模様(上掲書は2012年ここに提出された博士論文):
http://www.geschichte.uni-wuerzburg.de/institut/abteilungen/neueste_geschichte/

それにしても、島村菜津さんの
『エクソシストとの対話』(講談社文庫、2012。初出は1999)や
『エクソシスト急募:なぜ現代人が「悪魔祓い」を求めるのか?』
(メディアファクトリー新書、2010)を読むにつけ、
あの事件を機にエクソシズムが跡を絶ったドイツと、イタリアの違いを、
あらためて感じずにはいられませんでした。
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category読書会・勉強会

古アイルランド語勉強会:今年度分終了

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有志と続けている古アイルランド語勉強会、
少し早いのですが、今年度分を昨日で終了しました。
年度末はいろいろと用事が増えてくるためです。

53課の前半まで来ましたが、まだ30頁以上残っています。
しかし、よくぞここまで来つるものかな、という気も・・・。

新年度、フレッシュな気持ちで再開したいと思います。
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